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ペットショップやホームセンター・ドラッグストアで買えるキャットフード
愛猫家に支持されているキャットフード、テレビCMでおなじみのキャットフード、ペットショップや動物病院ですすめられることがあるキャットフードを中心にペットショップ、ホームセンター、ドラッグストアなどで購入できるキャットフードを集めました。
- 肉食動物である猫の生態に合っているか
- 安全性に不安が残る添加物が使用されているか
この2点を主な基準として、それぞれのキャットフードのおすすめしたいポイントや特徴についてまとめました。おすすめできないポイントについても正直にお伝えします。
もしかしたら、あなたの猫が気に入っているキャットフードの品質に疑問を持つことがあるかもしれません。
ぜひこの機会に原材料ラベルをチェックする習慣をつけ、大切な猫のために良質なキャットフードを選んでください。
ロイヤルカナンのキャットフード
ロイヤルカナンは猫用療法食もラインナップ!
ロイヤルカナンは猫種別のキャットフード、毛玉や肥満などの悩みに対応するフード、動物病院ですすめられることがある療法食など豊富なラインナップが用意されています。
- ロイヤルカナン フィーラインブリードニュートリション(猫種別)
- ロイヤルカナン フィーラインケアニュートリション (悩み別)
- ロイヤルカナン フィーラインヘルスニュートリション(世代、飼育環境別)
- ロイヤルカナン フィーラインヘルスニュートリションウェット(パウチ、カップ)
ロイヤルカナンのおすすめポイント
- 猫の飼育環境や病状に合うキャットフードを選ぶことができます。
- 大型ペットショップや通販では動物病院より安く療法食を入手することができます。
ロイヤルカナンのイマイチなところ
- 発がん性が指摘され人間への使用が禁止されている酸化防止剤BHA、DNAのダメージが心配される没食子酸プロピルが使われています。
- ロイヤルカナンの工場が2017年に韓国に竣工される予定です。安全面や衛生面で不安視する方が増えています。
ロイヤルカナン フィーラインヘルスニュートリション インドアの原材料・成分
【原材料】
肉類(鶏、七面鳥)、米、小麦、とうもろこし、植物性分離タンパク*、動物性脂肪、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、小麦粉、植物性繊維、ビートパルプ、酵母および酵母エキス、大豆油、フラクトオリゴ糖、魚油、サイリウム、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン)、ゼオライト、ミネラル類(Ca、Cl、Na、K、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、B2、パントテン酸カルシウム、B1、B6、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
【成分】
たんぱく質 25.0 %以上
脂質 11.0 %以上
粗繊維 5.0 %以下
灰分 8.0 %以下
水分 6.5 %以下
食物繊維 11.5 %
ビタミンA 16,500 IU/kg
ビタミンD3 700 IU/kg
ビタミンE 500 mg/kg
原材料ラベルをチェックすると、肉類(鶏、七面鳥)が先頭に書かれていることから肉類が多く使われているキャットフードであることがわかります。
しかし、米、小麦、とうもろこし、小麦粉、植物性繊維、ビートパルプといった植物性の原料が多く使われています。
肉食動物の猫にとってこれらの植物性原料は消化の負担がかかることが指摘されています。
酸化防止剤に使われているBHAは発がん性が指摘され人間の食品への添加は禁止されています。
没食子酸プロピルはDNAへダメージを与えることや他の添加物と併用することでどんな影響があるかわかっていない点で不安が残ります。
ロイヤルカナンのキャットフードは順次、韓国で製造されるようになってきています。
参考:ロイヤルカナン ドライフード製品原産国一覧(2021年11月現在)
過去には韓国産の人間用の食品に寄生虫の卵や糞尿が混じっていたことがあり、愛猫家の間ではキャットフードの安全性を懸念する声が高まっています。
ヒルズのサイエンスダイエットのキャットフード
ヒルズのサイエンスダイエットは、猫を飼っている方なら誰もが知っているといって良いほど知名度が高いキャットフードです。
サイエンスダイエットの他に健康を意識したサイエンスダイエットプロ、病気で食事管理が必要な猫向けのプリスクリプションダイエットがあります。
ラインナップの豊富さはペットフード業界でもトップクラス。猫に合うフードを選べることからリピーターも多いキャットフードです。
- サイエンスダイエットアダルト ドライ/缶詰
- サイエンスダイエットライト(肥満傾向の成猫用) ドライ/缶詰
- サイエンスダイエットインドア ドライ
- サイエンスダイエットヘアボールコントロールアダルト ドライ/缶詰
- サイエンスダイエットヘアボールコントロールライト(肥満傾向の成猫用) ドライ/缶詰
- サイエンスダイエット避妊・去勢猫用 ドライ
ヒルズ サイエンスダイエットのおすすめポイント
- 豊富なラインナップで猫に合うキャットフードを選ぶことができます。
- 科学的に証明された高レベルの抗酸化成分で品質を保持しています。
- 獣医師や栄養学者による研究に基づいて開発されています。栄養バランスの良いフードとして支持されています。
ヒルズ サイエンスダイエットのイマイチなところ
- 猫の消化吸収には向いていない小麦、トウモロコシ、米などの穀物が使用されています。
- ラインナップやサイズが豊富すぎてホームセンターなどで取り扱いが少ない商品はかえって入手しづらいという意見も。
サイエンスダイエットアダルトドライ チキン成猫用の原材料・成分
【原材料】
トリ肉(チキン、ターキー)、小麦、動物性油脂、トウモロコシ、コーングルテン、米、ポークエキス、ビートパルプ、魚油、ミネラル類(ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
【成分】
たんぱく質 30.0%以上
脂質 18.5%以上
粗繊維 2.5%以下
灰分 7.5%以下
水分 6.0%以下
カルシウム 0.40%以上
リン 0.40%以上
タウリン 0.10%以上
ビタミンE 525IU/kg以上
ビタミンC 85mg/kg以上
オメガ3脂肪酸 0.44%
オメガ6脂肪酸 3.32%
主原料のトップにトリ肉(チキン、ターキー)と書かれているため肉類が多く使われていることがわかります。
しかし以降に続く、小麦、トウモロコシ、コーングルテン、ビートパルプといった原料を足すと肉類よりも多くなる可能性があります。
チキンミール、鶏副産物といった安全性に疑問が残る原料や香料・着色料といった添加物が使われていない点や入手のしやすさではおすすめできるキャットフードです。
モンプチ
モンプチは「真の味プレミアムブランド」というコンセプトで味にこだわったキャットフードのラインナップが豊富です。
猫缶やパウチのフードが定番ですが、ドライフードも用意されています。
- モンプチ ラ・キュイジーヌシリーズ (パウチ)
- モンプチセレクションシリーズ (缶)
- モンプチゴールドシリーズ (缶)
- モンプチスープシリーズ (パウチ)
- モンプチプチリュスクシリーズ (パウチ、カップ)
- モンプチプチリュスクシリーズ (ドライ)
モンプチのおすすめポイント
- バラエティ豊かな味が揃っていてキャットフードを選ぶ楽しみができます。
- パウチのスープタイプのキャッフードは、ドライフードにかけて猫の水分補給に利用している方もいます。
モンプチのイマイチなところ
- 高級感があるイメージですが実際は粗悪な原料が使われているかもしれません。
- 人工添加物が多用されています。
モンプチリュクス ドライ チキンとターキー味の贅沢ブレンドの原材料・成分
【原材料】
穀類(米、コーングルテンミール、とうもろこし等)、肉類(家禽ミール、チキン、ターキー等)、油脂類(牛脂、大豆油)、豆類(大豆ミール)、たんぱく加水分解物、酵母、糖類(ぶどう糖)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、ピロリン酸ナトリウム、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(グリシン、タウリン)、着色料(食用赤色40号、食用青色2号、食用黄色4号、酸化チタン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
【成分】
粗たんぱく質 32.0%以上
粗脂肪 16.0%以上
粗繊維 5.0%以下
粗灰分 9.0%以下
水分 12.0%以下
主原料は穀類、肉類は何の肉か分からない家禽ミールが使われています。とうもろこし等、ターキ等の「等」も気になるところです。
赤色40号は1991年まで使用が禁止されていたせいか人間用の食品でもあまり使われることはありません。
黄色4号は人間において喘息、じんましん、下痢などの症状が指摘され厚生労働省が摂取許容量を定めています。
このような着色料は複数を同時に摂取した場合のリスクについては考えられていませんから、人間よりも体の小さな猫には与えたくないというのが率直な気持ちです。
銀のスプーン
銀のスプーンは、ホームセンター、ドラッグストア、スーパーでよく見かけるキャットフードです。
比較的安価に購入できることから、猫にかかる費用をできるだけ抑えたいという方に選ばれている印象です。
子猫用、毛玉ケア、シニア猫用などタイプ別に様々なキャットフードが用意されています。
- 銀のスプーン海の贅沢素材シリーズ (ドライ)
- 銀のスプーン三ツ星グルメシリーズ (ドライ/パウチ)
- 銀のスプーン贅沢うまみ仕立て (ドライ)
- 銀のスプーン健康に育つ子猫用(ドライ/缶/パウチ)
- 銀のスプーン缶シリーズ
銀のスプーンのおすすめポイント
- とにかく安価な総合栄養食を選びたいという方、テレビCMでおなじみのキャットフードを試したみたいという方に。
- 小分け包装のキャットフードで風味が落ちるのを防ぎたいという理由で選んでいる方もいます。
銀のスプーンのイマイチなところ
- 猫の生態には合わない穀類が主原料になっている点が気になります。
- 数種類の合成着色料が使われています。人間においてはひとつひとつの安全性はチェックされていますが、複数の合成着色料を組み合わせた場合の安全性は明らかになっていません。
銀のスプーン海の贅沢素材毛玉ケアの原材料・成分
【原材料】
穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(ポークミール、チキンミール、ビーフミール、チキンエキス)、油脂類、魚介類(フィッシュエキス、乾燥小魚、フィッシュミール、鰹節、マグロミール、カツオミール、白身魚ミール、煮干パウダー、乾燥シラス)、セルロースパウダー、野菜類(ビートパルプ)、酵母エキス、ビール酵母、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号)、調味料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)
【成分】
タンパク質30.0%以上
脂質20.0%以上
粗繊維9.0%以下
粗灰分7.0%以下
水分10.0%以下
穀類が主原料になっているため長期的に与えていると尿がアルカリ性に傾き、猫下部尿路疾患のリスクが高まる心配があります。
ポークミール、チキンミール、ビーフミールは人間の食用には適さない部位や破棄される部位が含まれている可能性が指摘されています。
猫には不必要な着色料や調味料が使われている点も気になることから、毎日の主食として与えるにはおすすめできません。
カルカン
カルカン成猫用ドライフードラインナップ!
誰もが一度は見たことがある有名なキャットフード「カルカン」はラインナップが豊富で人気もあります。
- カルカンかつおと野菜味 800g/1.6kg
- カルカンまぐろと野菜味 800g/1.6kg
- カルカン毛玉ケアかつおとチキン味 800g/1.6kg
- カルカンチキンと野菜味 800g/1.6kg
- カルカン毛玉ケア肥満が気になる猫用 1.6kg
- カルカン下部尿路の健康維持用 1.6kg
カルカン成猫用ドライフードのおすすめポイント
- カルカンは全て総合栄養食キャットフードです。栄養バランスが考えられているフードをお探しの方に。
- 小分けパックされているためフードの香りが保たれます。
- 猫に多い下部尿路疾患を配慮しマグネシウムの含有量が100gあたり0.09%に抑えられています。
カルカン成猫用ドライフードのイマイチなところ
- 原材料の中で一番多く使われているのが穀類(とうもろこし、小麦等)となっています。
「等」と書かれているため他にどんな穀類が使われているのか分からず不安が残ります。
- 発がん性が指摘されている合成着色料や人間への使用が禁止されているBHA、BHTといった酸化防止剤が使われています。
カルカン成猫用ドライフードかつおと野菜味の原材料・成分
【原材料】
穀類(とうもろこし、小麦等)、肉類(チキン、チキンエキス等)、植物性タンパク、大豆、油脂類(パーム油、大豆油等)、魚介類(フィッシュエキス、かつお、かつおぶし等)、野菜類(ほうれん草、にんじん等)、ビタミン類(A、B1、B2、B5、B6、B12、E、コリン、ナイアシン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸(タウリン、メチオニン)、保存料(ソルビン酸K)、着色料(赤102、青2、黄4、黄5)、酸化防止剤(クエン酸、BHA、BHT)、pH調整剤
【成分】
タンパク質28.0 %以上
脂質10.0 %以上
粗繊維3.0 %以下
灰分9.0 %以下
水分12.0 %以下
カルシウム1.0 %
リン0.9 %
タウリン0.1 %
リノール酸1.0 %
マグネシウム0.09 %
ビタミンE80 IU/kg
ビタミンA10000 IU/kg
猫が生きていくうえで不要としている穀類(とうもろこし、小麦等)や人工添加物が多く使われている点でが気になります。
タンパク質28.0%以上となっています。腎臓病などで制限されている場合を除き、猫は高たんぱくな食事が必要とといわれています。
猫缶を併用してもう少したんぱく質を補給したいところです。